DiwariYOGA

vol.7 女性とヨガ 前編

 

こんにちは、あきです。
次はどんなコラムにしようかと悩んでいたら随分と日にちが経ってしまいました。
楽しみにしてくださっている方(いないとおもうけど・笑)ごめんちゃい。
 
悩んだ結果、今回は「女性とヨガ」について書いてみようと思っています。
現代ニッポンでは、ヨガは女性がやるもの~なんてイメージがあったりしますが、元を辿るとそうでもなかったり・・・?
加えて、女性は月の満ち欠けがあるので、その流れを無視することはできませんね。特に妊活のためにヨガを取り入れている方にとっては、大切な部分となってくると思います。
女性に生まれたからには、その女性性を大いに満喫し、謳歌していきたい。そのためのヨガとの付き合い方について見てみましょう。
全2回に渡ってお届けします。一大スペクタクル長編(笑)ですぞ!
 
 

もくじ

●ヨガは女性がやるもの??

●マンスリーで見る、女性のカラダ

(今回はここまで!)

 

<次回予告・・・>

●月経とヨガ

●女性にヨガがもたらすもの

 

 

●ヨガは女性がやるもの??

 ハリウッドセレブやモデルさんがヨガを日常的に取り入れているからか、「ヨガ=女子」のイメージってありますよね。

実際に、日本のヨガ人口の9割くらいが女性のようです。
 
現在、わたしのクラスにいらっしゃる方は、9割以上が女の子です。
「 えっ、 9割ってことは、男子もいたりするの??」って思った方もいるかもしれませんね。
男性も割合は少ないですが、いらっしゃいます。わたしは女性限定のクラスはやったことがないので、今も昔も数名のメンズとヨガをご一緒しています。
 
この話はちょっと面白くて、ヨガが今ほど人気ではなかったころと比較しても、男性の人数はさほど変化していないそうです。どうゆうことかというと、最近はヨガをする方が増えてきましたが、増えたのはほとんど女性、ということだそうです。メンズのヨガ人気は変わらずに、「ずっとこんなもん」らしいですよ。
このあたりは男性と女性の物事への取り組み方に違いだろうと思っています。(女の子は流行に左右されるからね)
 
話が逸れましたが、今でこそヨガ業界は女性が多いですが(もちろんインストラクターも女性が多い)、ヨガの生い立ちからすると、元々は男性のためのものでした。修行という意味合いが強かったそうです。心と体の鍛錬を行う、という感じです。つい数十年前までは、女性の練習生を受け入れていなかった、という事実もあります。今でも、女性と男性とクラスの時間をわけているところもありますし、修行としてヨガを山奥で実践されている行者(ぎょうじゃ)さんもいらっしゃると聞きます。
 
このような生い立ちから、ヨガのポーズは女性ではとうてい難しいものってたーーくさんあるんですよ。
なんかちょっと意外でしょ?
 
男性と女性は筋力も骨格も大きく異なるため、ヨガの方向性も異なってきますね。男性は精神や肉体を強くする修行のため、一方女性は体も心も繊細で柔軟なので、かたくなった心や体を、本来の姿に戻すことを目的にしている方が多いように思います。
 
 

●マンスリーで見る、女性のカラダ

 さて、男性と女性のヨガの目的がちょっと違うよ、っていう前提を頭にいれておいて、女性の身体ってどんな風になっているかご存知??
 
「いやー自分のことだし、知ってるよ!!」って思うけれど、ちょっと待って!
マンスリーベース(月の流れ)で自分の身体を観察したことってありますか?
この辺を探ってみましょう。
 
勘のいいみなさんでしたら、なんとなくお気づきかと思いますが、女性にとっての「月(マンスリー)」とは、カレンダーでの月ではないですよね。
 
そう、月経ベースでの月の流れです。
 
生理の前はだるい、とか、なんだかこの頃痩せやすい!みたいな経験ってみなさんあったりするのではないでしょうか。
女性は初潮から閉経まで、月経を25~28日周期で月経を繰り返します。だいたいカレンダー上の1ヶ月とほぼ同じくらいね。この周期に合わせて女性の身体は常に変化をしています(男子は単純なので・笑、そんな変化はありましぇん)
 
月経周期を考えると、女性の身体は以下の4区分にわけることができますね。
1.月経前 (イライラ期)
2.月経中 (どんより期)
3.排卵期 (イケイケ期★)
4.排卵後期 (ちょいイラ期)
()内は気分を表しています
 
ちなみに、これらはだいたい1週間くらいずつなので、1ヶ月の間でこのサイクルが毎月毎月行われているといえます。
 
もうなんとなくわかりますよね・・女性がイケイケドンドン元気なのは1週間しかない!!ってこと!
短いよね~~
 
これを無視して、毎日がんばりすぎると(もちろんヨガも)次の月経が辛くなったり、基礎体温が安定しなくなったり、月経前のイライラが強くなったりします。
※個人差あります。月経前・中がすごく辛い場合は他の病気の場合がありますので婦人科に相談してみてくださいね。
 
排卵前後のイケイケ期は思いっきり楽しんで、月経中はのんびり過ごす、そんな自分の身体の声に素直に従ってみると、月経前のイライラは嘘のように解消されることがあります。
 
すっごく面倒くさく感じるけれど、これが女性というもの。
まずは自分のサイクルを観察してみることをおすすめします。(最近はスマホアプリがあるので便利、わたしも使っています)
 
 
「でも、女性には月のサイクルを大切に過ごすことがいいってわかったけど、ヨガを続けていくにはどうしたらいい?」
「生理中にヨガはしてもいいの?」
「そもそも女性にとってヨガで効果があるのはどんなところ?」
 
こんな疑問が湧いてきたかな??
続きは後編でっっ!!
 
前編では、ヨガの生い立ちと女性の体の深~~い仕組みについて見つめてみました。月経は女性にとって、正直やっかいなもの。でもそれも一定のリズムがあるということがわかれば、だるいときでも「今はこうゆう時期だからしょうがないね」といい意味で諦めがつくよね。
 
それってね、結構大切。月経を通して自分の心と体と仲良くなれるタイミングなのよ。
 
 
またねん。後編をお楽しみにっ!
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